2014年9月4日木曜日

疥癬の外用薬

疥癬とは
ヒゼンダニが皮膚の角層に寄生することにより発症する感染症で、
免疫力の低下した方に発症しやすいとされています。
これまで治療の中心は、
内服薬(イベルメクチン)でしたが、
罹患される方がご高齢の場合が多く、
有効な外用剤が期待されていました。
海外ではすでに、有効な外用剤が使用されていましたが、
今回、国内でもはじめて
フェノトリンを有効成分とする疥癬に有効な外用剤が発売になりました。
スミスリンローション5%
で、すでに処方が可能です。

肝機能障害のある方や、小児では
イベルメクチンの内服が出来ない場合もありましたので
朗報と言えると思います。